2010.08.01 Sunday 15:36
前々から、夢で色々同じテーマにまつわる一連のシリーズ的な体験をしたり
同じようなエネルギーを持つ人たちが繰り返し出てきたり
あるいは、現在生きている誰だと特定できる人が
寝てる時にあきらかに「侵入」してきてる感覚があったり
と、夢に関してはこの2年ほど特にヴァーチュアルリアリティというか
パラレルワールドとして確実に起こっていることを
実感してきている。
(そうでない夢ももちろんあるけど)
そんなわけで、
デュカプリオと渡辺謙が主演の「INCEPTION」非常に興味があって
公開早々に観に行った。
非常によく出来てるな〜と思う。
夢の中で夢を見ている、という設定の夢を時々見たことがあるけれど
(つまり、目覚めたと思ってるのに、またそれも夢だった)
この映画はそれを何階層にも重ねていっている。
その階層を建物の何階というレベルに例えていて
地下1階、地下2階、地下3階、、、と
夢の重なる階層が深くなれば深くなるほど下位階へと下がっていくことになる。
そして、現実に戻ってくるためには、
下から一階層ずつ目覚めて上がってこないといけない。
どこかでトラップにハマってしまうと
永遠にリンボー(limbo)の世界に取り残され
魂の抜けたような状態でずっとその世界でただただ年老いて行く。
夢の世界が気に入って、現実逃避しちゃうと
これまた現実に戻ってきても、それが夢だと思って
同じ世界の中をぐるぐる。。。
あんまり書くとまだ観てない人にネタバレしてしまうので
この辺でとめておくけど、
ヴァーチャルではなく、かなり、リアルな映画だというのが私の感想。
ちなみに、
INCEPTIONという単語は辞書をひくと
「始まり、発端」みたいな意味が出てくるが
映画の字幕では、「植え付け」って確か訳されてたと思う。
最初私、映画のタイトルを
"INTERception" つまり、「傍受」とかかと
勝手に勘違いしていたけれど
まったく逆の設定だった〜。
夢の中で人のアイデアを盗む、ということをしている人が
今度は夢の中で人にアイデアを植え付けることをしようとする、
というのがこの映画の設定。
どっちにしても、おっそろし〜ねぇ〜。
でも、おそらく結構リアルです。
みなさん、気をつけましょう(笑)
観る人によって色々捉え方の分かれそうな映画ですが
かなり奥深くて面白いと思います。
JUGEMテーマ:映画